参考:各時代における社会のニーズを捉えた信託商品の誕生

信託銀行等はその優れた機能、柔軟性を活かし、各時代における社会のニーズを捉えた商品を生み出してきました。信託協会は各商品に係る調査・研究、関係方面への働きかけ等を行い、信託の普及・発展に努めてまいりました。

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年代 主な用途・機能 代表的な商品
1950年代
(昭和25年~)
貯蓄手段として 金銭信託、貸付信託(2000年代に取扱終了)
1960年代
(昭和35年~)
企業年金のため 年金信託(適格退職年金信託、厚生年金基金信託)(※1)
1970年代
(昭和45年~)
公益・福祉のため 特定贈与信託、公益信託
1980年代前半
(昭和55年~)
有価証券運用・管理のため 証券投資信託、ファンドトラスト
1980年代後半 都市開発・有効利用のため 土地信託
1990年代
(平成2年~)
企業財務のソリューションとして 金銭債権の信託、資産流動化信託、退職給付信託、株式交付信託
2000年代
(平成12年~)
倒産隔離・資産保全のため 顧客分別金信託、資産保全信託
2010年代以降
(平成22年~)
  • 高齢社会対応
  • 財産管理・保全のため
  • 資産承継のため
  • 社会のデジタル化への対応
遺言代用信託、事業承継のための信託、生命保険信託、特約付き金銭信託(認知症対応)、後見制度支援信託、教育資金贈与信託(※2)、結婚・子育て支援信託、受益証券発行信託(セキュリティ・トークン、貴金属ETF、ETN)、信託型ステーブルコイン
  • 適格退職年金信託は平成24(2012)年3月に廃止、厚生年金基金信託は平成26(2014)年3月に新規設立が停止されました。現在は、平成13(2001)年に導入された確定拠出年金制度に基づく「確定拠出年金信託」や、平成14(2002)年に導入された確定給付企業年金制度に基づく「確定給付企業年金信託」が主に利用されています。
  • 同信託に係る非課税措置の適用期限が延長されなかったことから、令和8(2026)年3月末で新規募集が停止されました。